ウスバキチョウ(キイロウスバアゲハ)（Parnassius eversmanni）

●データ：　北海道上川郡上川町層雲峡駒草平　2009年6月28日 ♀

新鮮な雌がコマクサに止まり、産卵行動をしようとしている。半透明な地色の黄色に赤い斑紋をちりばめた鮮やかな蝶である。また、食草が高山植物の女王ともいわれるコマクサであることもその珍しさは余りある。

赤い斑紋のある同じ仲間では、ヨーロッパや中央アジアにいるアポロチョウが有名だ。

●データ：　北海道上川郡上川町層雲峡駒草平　2009年6月28日 ♀

ごつごつした溶岩の砂れき地帯に雌が翅を広げた。 パルナシウス(Parnassius)の仲間は中央アジアや中国山岳部を中心とした高山帯に多くの種類が見られる。 いずれも条件の厳しいところに多い。

●データ：　北海道上川郡上川町層雲峡駒草平　2009年6月28日 ♂

わずかなクロマメノキとコケ類が広がるところで翅を広げる雄。

●データ：　北海道上川郡上川町層雲峡駒草平　2009年6月28日 ♀

当日、午前８時前にアサヒヒョウモンを見た。続いて午前８時過ぎ、ハイマツに止まるウスバキチョウの雌を見た。遠いので望遠ズームで撮影し、切り取ってみた。ピントも甘く、厳しい写真となったが、ここでのウスバキチョウ最初の１枚なので載せてみた。