クロコノマチョウ（Melanitis phedima）

●データ：　神奈川県横浜市戸塚区舞岡公園　2008年9月7日 ♀

最近では市街地の公園でも見かける。

この日はサカキの葉上でじっとしていた。

裏面は千差万別、ひとつとして同じ模様の個体はいない。

●データ：　神奈川県横浜市戸塚区舞岡公園　2008年9月7日

同日、夏型も見かけた。こちらは羽化後かなり経過している。末期の個体だ。

●データ：　長崎県対馬市豊玉町　2009年9月11日 ♂

ツシマウラボシシジミを探していたとき現れた。羽化し立てのような新鮮な秋型個体だ。

●データ：　千葉県鴨川市和泉　1997年10月19日 ♂

かつて秋にルーミスシジミを見に行くとき、クロコノマチョウがいるかどうか毎回確認していた。林内を枯葉を踏みしめながら歩くと、黒っぽく見えるこの蝶が足元から飛び立つ。すぐに後を追いかけて地面に止まったところを見当つけてそっと近づくのだが、どこに止まったか時々見失う。不意に足元から飛び立ちまた止まる。この繰り返しでなかなか写真が撮れずイライラしていた。

●データ：　同上

広角レンズで撮影した。よく見ないと、どこにいるのかわからない。

●データ：　千葉県鴨川市和泉　1993年10月23日 ♂

林の中の枯葉に止まると、本当によく枯葉に見える。コノハチョウよりこの蝶のほうが枯葉そっくりだ。