ギンイチモンジセセリ（Leptalina unicolor）

●データ：　栃木県河内郡上三川町(鬼怒川)　2005年5月1日 ♂

春型のギンイチモンジセセリは銀色のラインがきれいだ。
ほかのセセリチョウと違って、緩やかに飛ぶ。緩やかに飛ぶが長時間飛び続けることが多い。音はしないが、パタパタという感じで草地の上を飛ぶ。

●データ：　同上　2005年5月1日 ♂

５月、枯れたススキと新しい緑色のススキがある場合は、好んで枯れたススキに止まる。意識して裏の色を周りの色に合わせているのだろうか。

●データ：　栃木県真岡市(鬼怒川)　2005年5月1日 ♀

こちらは雌の個体。雄に較べて翅先がとがった感じになる。翅表も雄より黒くない。

●データ：　栃木県真岡市(鬼怒川)　2005年5月1日 ♂

翅の表面はシックな黒色である。

●データ：　同上　2004年9月18日 ♂

こちらは秋型。夏から秋にかけてのギンイチモンジセセリの裏面は黄色みがかかり、すじ条の紋がはっきりしない。

●データ：　千葉県松戸市栄町(江戸川堤防)　2004年7月3日 ♂

●データ：　栃木県河内郡上三川町(鬼怒川)　2004年9月18日　♂

●データ：　千葉県流山市深井新田(江戸川堤防)　2005年5月7日　♂

●データ：　同上　平地のギンイチモンジセセリの産地例　2005年5月7日

山地では、乾いたススキの草原でよく見られる。都市周辺では、河川堤防で注意深く探せば見られる。また、畑の周囲のススキでも見られることがある。