テングチョウ（Libythea celtis）

●データ：　茨城県常陸太田市十国峠　2004年6月12日　♂

初夏の６月から７月にかけて、林道に降りて吸水しているのを見ることができる。ときに集団を形成する。飛び方はタテハチョウの仲間と似ている。春先に越冬から目覚めた個体を見る機会も多い。その時はいつもはっとするが、すぐテングチョウとわかり、なぜか安心する。

●データ：　茨城県久慈郡水府村中染　2004年6月12日 ♂

頭部が「天狗」の鼻のように見える。実際は頭部ではなく、下唇のひげ。

●データ：　沖縄県島尻郡玉城村糸数城跡　2003年3月8日

沖縄などでは、ほぼ１年を通して見られる。本土産に較べ少し大型となる。
（ssp.amamiana奄美諸島以南亜種）

●データ：　静岡県駿東郡小山町明神峠　2001年10月13日

秋に見られた個体。（Photo=Canon IXY D200）