テングチョウ科(タテハチョウ科)

小型の蝶。頭部が天狗の鼻のように見えることから呼ばれる。日本では１科１属１種のみであったが、タテハチョウ科の１亜種となった。

●テングチョウ（Libythea celtis）

・分布＝北海道、本州、四国、九州、南西諸島
・食草＝エノキ、エゾエノキ、クワノハエノキ
成虫は年１回（場合により２回）、６～７月に現れます。羽化直後はたくさん見られることがありますが、まもなく休眠に入り見られなくなります。秋に再び活動し成虫で越冬します。そして、眠りから覚めた春先に再び見られます。奄美諸島より南と北で亜種区分されています。

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