茨城県水戸市のツマグロヒョウモン（２０１１年１０月／１２月）

　ここ水戸市でも、ツマグロヒョウモンの飛んでいる個体を見かけます。ただ、いつでも見られる場所は限られるようです。水戸昆虫研究会のメンバーに教えてもらい、よく見られるという浜見台霊園に行ってみました。ここは２００４年に水戸市で初めて確認された場所です。
　１０月１６日、この時期はセイタカアワダチソウがたくさん咲いていて、ツマグロヒョウモンも訪れていました。一株のセイタカアワダチソウに数頭がかたまって吸蜜しているところがよく見られました。
　次に訪れたのは１２月４日です。ツマグロヒョウモンはまだ見ることができました。この日は昼の気温が１５℃になりました。風も少しありましたが寒くありません。午後１時から４０分ほどいて、４頭見かけました。ほとんどはスレ個体ですが、そのうち、１頭の雄はきれいな個体でした。年内はいつまで見られるのでしょうか。

	(2011年10月16日) 10月。とてもきれいな雌。
	(2011年10月16日) 10月。同上飛翔。
	(2011年10月16日) セイタカアワダチソウで吸蜜する雄。
	(2011年12月4日) 墓地に供えられた菊の花で吸蜜する。
	(2011年12月4日) きれいな雄だ。少ないカタバミの花を訪れる。
	(2011年12月4日) セイタカアワダチソウもほとんどの花は枯れているが、なかにはまだこのように咲いているものもあった。
	(2011年12月4日) ヤマトシジミもまだ健在だ。

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